byり

うふ♡

下半身の記憶



青木ぼんろ(@aobonro)様





私も似たような経験があります





あれはもう何年も前の出張先でのことです

駅から外に出て最初の信号は赤で
私が到着するまでに青に変わりませんでした

信号が青になって歩き出したら
前のご婦人が持つ傘が
花柄の傘の先端が
私のお股や下腹を突こうとしてきたではあーりませんか

こ婦人が1歩踏み出すごとに
腕を振る勢いで傘の先端が私に襲いかかり
そのたびに私の下半身がヒュッて収縮しました







【悲報】
歩行者に囲まれているので私には逃げ場がない



驚きと恐怖に言葉も声も奪われながら
後続の方の妨げになってはいけないという意識は働き
とにかく必死に腰を引いてその先端を避けながら歩き続けているうちに
運良くご婦人と私の進行方向が変わり
私のお股も下腹も無事なまま
ご婦人とお別れしました



お声がけできなかったことを悔やみながら
いっそのことどこかを突かれて
あの傘を掴みながら倒れ込むなどして
ご自分がどんなに危険な傘の持ち方をしていたのか
彼女にしっかり認識していただく機会を差し上げたらよかったのかと
うっすら考えたこともあったのですが
なにも出張先でそんな体を張らなくてもよかろう

彼女が怪我人を出す前に
傘の持ち方を改める機会に恵まれておりますように





前置きが長くなりました

どちら様も傘のお取り扱いはご安全に
ささない傘は垂直にお持ちください

自分以外の誰かに向けたその先端は
武器凶器になります

ご自分の傘の持ち方をご確認くださいませ





向けられた先端の恐怖
私の下半身は今でも覚えております



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byり