私の頬にはこれがある
※画像お借りしました
毛細血管が
赤い寄生虫のように這う
そして時には合わせ技
頬骨のそれにこれがプラスされる
※画像お借りしました
たとえるなら
レッドカーペットを這う寄生虫
覚えているのは
小6のあの日あの時
卒業アルバムのための
クラスの集合写真撮影の待ち時間
カメラの準備が整うのを待っていたあの時
突然顔が
ボンッて
カーッて
熱くなった
思春期ともなると周りは青春のニキビ畑
その中で私は悩むようなニキビができず
羨ましいとも言われた
確かにブツブツは見ていて可哀想だった
けど
私のこの赤とどっち………？
成人後
まるで青春を取り戻すかのような
ブツブツ大量生産
年を重ね
熟してんだか熟してないんだか
いい年にはなった
頬は変わらず
少女の頃の赤みを保っている
ぜんっぜん嬉しくないんですけど
殿方の皆様
私が頬を赤らめているのは
あなたにときめいている恋心ではなく
頬の寄生虫です
殿方の皆様
頬を赤らめた私にポッとしているのではなく
頬の寄生虫の罠にハマっているのです
レッドカーペットで
ある意味最強
可愛いとか
綺麗とか
思われたり
言われたり
嬉しいんだけど
それでいて
謙遜と自己否定は違う
自己否定をしない
って断言して
実際自己否定をしない
それがベストだけど
どうしても抵抗が生じる
抵抗を抱えたまま
クリアできていないことで起きる
望まない現実
だから私は
『なるべく』自己否定をしない
そこから再スタートだ
変わってない
キープしてるって
しみじみ言ってくれたよーこちゃん
開口一番
すげー！全然変わってない！
何度もすげー連発したさおり
綺麗だ
すごく綺麗になった
ずっと何回も言ってくれて
2人で撮りたいって男子に撮らせて
満足して帰っていったゆかり
すんごい綺麗になってるけど
どーした？って
私を指差して
指差ししすぎ注意されたさなえ
私に向けられた好意や厚意を否定したら
私の自己否定ではなく
相手をも否定することになる
だから
サンキュ♪
頑固で筋金入りの
自己否定
自己肯定力の低さ
そんなもの
持ってたって役に立つことはなかったし
これから先も役立つことはない
メスを入れることにザワザワするけど
私は逃げない
ご訪問いただきありがとうございます
byり
